かなざわ演劇祭2000

「かなざわ演劇祭2000」記者発表会=報告=
   日時:10月6日(金)19:30〜21:00
   場所:石川県教育会館 
   参加者44名・報道関係者6名 計50名

◇有川会長の挨拶

  ■かなざわ演劇人協会は任意団体として独自の運動を行う

・金沢市民芸術村<ドラマ工房>のプロジェクトとは違う企画です。

・演劇人口を増やす

・舞台以外の情報も交換をし、お互いに興味を持つ

・(今まで演劇に携わっていない人たちの)演劇への理解を深める

・演劇人協会が様々なことをつないでいく。



 ■かなざわ演劇祭2000の主旨

・公共ホールにこだわらず、いたる所で様々な公演をする多数の団体の参加を呼びかける

・モニターの批評を受ける

・演劇祭を通してミニシンポジウムを開催する

・継続的に活動を行い、金沢→北陸三県→中部→全国→国際的なものに発展させる
     発信手段   
      @かなざわ演劇人協会ホームページの継続
    ※演劇祭や、金沢の演劇状況を発信中
      Aかわら版の継続(ミニ情報中心) 


       
講演「現代欧州舞台事情」
          (勝手に要約しました。本当に、メモ程度です。講師の方、ごめんなさい。K・H)

◇山本 萌(金沢舞踏館)

 〈ヨーロッパの文化振興〉
・そこに集まっている全ての人に対しての投資。演出家を呼び、共に一つの作品を作る。そのことで異文化(個の考え方)のエッセンスが、そこに集まっている人たちの中に蓄積され、何か生まれてくるのではないか。
・政治の関与=各政党が文化振興政策をもち、その政党が自分たちの文化支援をアピールする。その為、日本とはだいぶ金額が違う(政治家の秘書が文化支援という形でやっているケースが多い)
  ◎必要と感じたものに対して、こちらの要求をすべて用意できる
  ◎オペラハウスのような古典的なものと近代的な劇場とがあり、しかもそれぞれコスチューム管理担当者、ドレス室衣装管理担当者などが存在する
・開かれた劇場
   劇場にある衣装などは、カーニバルや市民が簡単に借りられる(それを市民が支えている)
   〈今後の文化的公演のあり方について提案〉
   ・アメリカ式NPO
・欧米式文化支援の要求(ただし、演劇人の相互協力・支援の要請に対して勉強が必要)



◇喜多尾浩代(esqui:nouber)
 自分のジャンルを特定せず、視野を広げいろんなものに出会ってほしい。
欧米では見る側のジャンルも多彩だし、やる側も多彩。いい出会いが劇場で行われている。

〈ドイツの最近の様子〉
・民族の文化にとらわれない 若者が変わってきた→嘆く年輩者たち
・劇場 風刺的なもの→大衆的な楽しいもの ・各都市にあるオペラハウスはつぶれ始めた
・タレント性の強い人を使い、人を集める手段も取りつつある
〈コンテンポラリーダンスでは垣根がない〉
・ジャンルを問わない アーティスト・アクター・ミュージシャン・ダンサーなどこだわらない
・外装 スタイルや服装が良い人だけではない(混在している)
〈フランスのヌーベルダンス〉
・20年前、国を挙げて支援した新しいフランスらしいダンス(近年はコンテンポラリーダンスと呼ぶ)
・現在 その時の人たち→各地で演出家として劇場をまかされ落ち着き、少し熱が下がっている
    大衆化し、〈ヌーベルダンス〉は政策の一つとしてその名をとどめている
〈今のフランス事情〉
・歴史のある作品は大衆化され、面白いが心にひびかない
・小劇場での作品の中には海外の作品を取り入れ、堂々と上演されるものもある
・欧米で様々な要素を取り入れたものを見たければ、今、フランスがおもしろい・・・・・・・・

 


かなざわ演劇祭2000 Q&A

Q  この演劇祭の特徴は?

A  様々な場所が劇場になるというコンセプトです。これは既存の劇場を否定するものではなく、その多様性を探る試みです。残念ながら今回はその意味で不十分なものになりましたが、これからは場所の確保に時間をかけて、多様性をアピールできる様にしたいと思います。
そして、もう一つの柱は批評を共有するという事です。そこで為されたことを活字に残し公開してゆくことで、上演を通じた新たな<場>を創出できればと思います。

Q  批評はどういう人たちが書くのですか? 

A  視点として技術的な完成度よりも、感覚的にというか、作品世界を一個人としてどうつかまえたかを重視したいと思います。その意味では演劇人の批評はどうしても技術論になりがちです。できるだけ外部の方、音楽や美術、詩や小説、写真、建築といった他分野のアーチストの目から観た批評を中心にしたいと思っています。
また、協会には鑑賞団体も参加していますから、そういった方々にもお願いしたいと思います。

Q  どういう形で公開するのですか?

A  インターネットのホームページやかわら版など、なるべく早い公開を考えています。また、可能性として新聞紙上への公開も探ってみたいと思います。

Q  何れは国外からの参加も考えているという事ですが?

A  まだ夢の段階ですが、1回に1団体というつもりで呼べれば良いと思います。
いま、韓国の演劇がとても盛んで、質的にも優れた作品が上演されています。海を挟んでこんなに近い国ですから是非呼びたいですね。日本海という視点からアジア、欧州と交流していければ素敵だと思います。
金沢からも海外、殊に欧州で公演する団体が出て来ています。そういった繋がりも有効に使っていけば決して不可能では無いと考えます。

Q  国内は?

A  資金的に招待公演は難しいと思いますが、参加は自由です。今回は福井の劇団が参加してくれましたが、先ずは近県からの積極的な参加を呼び掛けます。ネットワークを広げて行くことで相互の交流や公演も実現すると思います。

Q  外国からも参加となると、それなりに費用もかかると思いますが?

A  基本的にサポーターの輪を広げる事で賄うつもりですが、今後は行政や企業にも積極的に支援をお願いしてゆきたいと思います。


「かなざわ演劇祭2000」参加作品

★9/24 《レコード・ビーチ・パーティー》            
「生成2vsSUDDEN INFANTライブイン金沢」=Club nospace= 開演/7時
出演者/SUDDEN INFANT、新人類人猿+稲垣雄志、MSBR、
料金=大人¥2500(当¥3000)
連絡:稲垣雄志・金沢市片町2-9-13 TEL&FAX:076-261-6516


★10/8 《深海シガレットムーン》(福井)    
「Metajo」=市民芸術村ドラマ工房(PIT2)= 開演/2時
作/土畑要. 演出/榎智洋. 出演者/榎ちひろ、岸真樹子、他
料金=大人¥900(当¥1000)高校生¥(当¥)子供¥(当¥)
連絡:榎智洋・福井市高木中央1-105 セーブルビル203 
TEL:0776-52-8680 FAX:0776-54-9797 E-mail:cigamoon@hello.to


★10/20,21,22 《アンゲルス》
「貝の火」=AngelusCafe= 開演/9時
作/宮沢賢治. 演出/岡井直道. 出演者/月原豊、北村純子、他
料金=¥500(1Drink付き)
連絡:TEL:076-264-3008 FAX:076-264-3008 E-mail:angelus-t@nifty.com

    
★11/3 《劇団さくらんぼ》
「きつねの悪太郎/ドロシー2度めの冒険」=文教会館= 開演/2時
作/有側末広、他. 演出/新保正、有側末広. 出演者/金沢市内小中高生36名
料金=無料
連絡:有側末広 TEL:076-243-6501


★11/4,5 《BANG☆BOO!SHOT》
「ぼくの美しいひとだから」=竪町劇場= 開演/4=3時.7時、5=1時.5時
作・演出/元尾ミチル、出演者/井上和加子、浅尾梨香、蟹田真歩、他
料金=一般¥1000、学生¥800
連絡:TEL:090-8702-1327(元尾)


★11/18,19 《アンゲルス》
「禿の女歌手」 =AngelusCafe= 開演/9時
作/ウジェーヌ・イヨネスコ. 演出/岡井直道. 出演者/伊藤宏美、下條世津子、中谷千恵、他
料金=¥500(1Drink付き)
連絡:TEL:076-264-3008 FAX:076-264-3008 E-mail:angelus-t@nifty.com


★11/25,26 《110SHOW》
「極楽トンボの終わらない明日」=鶴来町総合文化会館クレイン= 開演/25=7時、26=2時
作/高橋いさお. 演出/高田伸一. 出演者/平田知大、東川清文、里見麗、他
料金=大人¥1500(当¥2000)学生¥1500(当¥2000)
連絡:TEL:076-242-4564 FAX:07-242-4964 E-mail:isam@roy.hi-ho.ne.jp


★12/2,3 《金沢舞踏館》
「雨月物語」=市民芸術村ドラマ工房(PIT2)= 開演/2=7時半、3=3時
作/上田秋成. 演出/山本萌. 出演者/白榊ケイ、月原豊
料金=大人¥2000(当¥2500)
連絡:山本萌 TEL:076-231-3863 FAX:076-231-3863
E-mail:butohkan@nsknet.or.jp


★12/8,9,22 《らくだ☆カゲキ団》
「極楽トンボの終わらない明日」12/8,9=金沢大学学生会館= 開演/8=5時、9=1時、12/22=市民芸術村ドラマ工房(PIT2)= 開演/7時
作/高橋いさを. 演出/柴 未来. 出演者/こーぢ(東南アジア)、松本、寺原潤、他
12/8,9 料金=¥500(前¥400)、12/22 料金=¥800
連絡:090-1392-8659(坂本) 


★12/8,9,10 《プロジェクトY企画》
「月夜の晩の出来事…」=市民芸術村ドラマ工房(PIT2)= 開演/8=8時、9=3時.7時、10=2時
作/阿寒弁. 演出/久田勉. 出演者/表側直己、高輪眞知子、他
料金=大人¥1000 高校生以下¥500
連絡:柳沢謙二・金沢市泉が丘1-3-90 TEL:076-245-1920 E-mail:bzt02676@a2.mdn.or.jp


★12/15 《千賀ゆう子》(東京) 
「平家を語る」=市民芸術村 里山の家= 開演/7時
構成/演出/千賀ゆう子. 出演者/千賀ゆう子
料金=¥3000
連絡:JO-HOUSE高尾台・金沢市高尾台1-111 TEL:076-296-0245


★12/15,16 《演劇アンサンブルかなざわ》
「帰って来たオトウサン」=文教会館ホール= 開演/15=6時半、16=2時半、6時半
作/北野ひろし. 演出/中條薫. 出演者/
料金=大人¥2000(当¥2200)中高校生¥1500(当¥1700)
連絡:TEL:FAX:E-mail:


★12/22,23,24 《アンゲルス》
「星の王子さま」=AngelusCafe= 開演/9時
作/サン・テクジュペリ. 演出/岡井直道. 出演者/月原豊、中元未玲、他
料金=¥1000(クリスマス1Drink付き)
連絡:TEL:076-264-3008 FAX:076-264-3008 E-mail:angelus-t@nifty.com


★12/29,30,31 《ナウスプロデュースvol.5》
「卒塔婆小町」「熊野(ゆや)」=市民芸術村ドラマ工房(PIT2)= 開演/29=7時、
30=2時、7時、31=2時
作/三島由紀夫、演出/蔭山洋介、出演者/浅井 慶、吉田衣里、青海衣央里、他
料金=\1000
連絡:TEL&FAX:076-222-3017(青海)


★1/6,7 《新人類人猿》
「SHREDDER LOVE」=市民芸術村 里山の家= 開演/7時半
構成/演出:大谷有史、若山知良. 出演者/今井淑恵、岩田大剛、山崎外志子、他
料金=大人¥2300(当¥2800)学生¥1800(当¥2300)
連絡:金沢市末町15-6-2 TEL&FAX:076-229-0881 E-mail:t-waka@p3222.nsk.ne.jp


★2/9,10,11 《アンゲルス》
「犀」(イヨネスコ) =市民芸術村アート工房(PIT5)= 開演/2時、7時
作/ウジェーヌ・イヨネスコ、 演出/岡井直道. 出演者/アンゲルス総出演
入場無料(投げ銭熱烈歓迎!)
連絡:TEL:076-264-3008 FAX:076-264-3008 E-mail:angelus-t@nifty.com


★3/23,24 《110SHOW》
「枯れない人々」=石川県文教会館=開演/23=7時、24=2時、7時
作/マルセ太郎、演出/高田伸一
料金/大人¥1800(当¥2000)学生¥1500(当¥2000)
連絡:TEL:076-242-4564 FAX:07-242-4964 E-mail:isam@roy.hi-ho.ne.jp


★3/31,4/1 《Esqui:nouver》
「金網つき石綿」=市民芸術村ドラマ工房(PIT2)= 開演/31=7時半、1=3時
出演者/喜多尾浩代、他
料金=¥2000(当¥2500)
連絡:喜多尾浩代・金沢市泉野出町4-14-18 TEL:076-245-6826
E-mail:kitap@kenroku.kanazawa-u.ac.jp



《劇団わんぱくランド》の公演は中止になりました

<舞台>

新人類人猿 「生成2VS SUDDEN INFANT」

 

劇団さくらんぼ 「ドロシー2度めの冒険」

 

劇団アンゲルス(Cafe Theater) 「貝の火」

「禿の女歌手」 ・ 「星の王子さま」

 

劇団110SHOW「極楽トンボの終わらない明日」